大きくなったら何になる?
2012.01.23 Monday

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ずいぶん前のこと。
ムスメに「おかあさんは大きくなったら何になるの?」と聞かれた事があって、何も考えず「おばあちゃんになるんだよ」と答えたら「そうじゃなくて〜」とガッカリされました。だけど、ムスメより先に、そんな事言った自分にガッカリしちゃったのです。

考えてみたら「でんでん虫になる(by二女)」なんていう空想的な夢じゃなくても、ついこないだまでは「○年後にはこうしている!」っていうキャリアプランみたいなものがあったハズなのに、自分の限界や現実のようなものを受け入れ、軌道修正するたびに、少しずつ、少しずつ、何かがしぼんでしまったように思う。

何度も修正されるそれは、遠い未来を夢見るよりも、もっと目の前の現実を笑顔で過ごすために必要な事でもあったけど、何かに向かって進んで行くにはしんど過ぎて考えなくなってしまっただけなのかもしれない。

こうでありたい自分像と、完璧を求められる母親像。

ものすごく行き詰まっていた時、ある尊敬する方に彼の転機でもあった『会社を辞めた時』キャリアビジョンがあったのか?というような事を聞いたら大笑いされ、「ただその場から逃げ出したかっただけ。その後の事なんて全然考えていなかった。」とあっけらかんと言われました。
それを聞いて、妙に安心し、力が抜けた気がする。
そんな彼は、独立し、仕事人としても成功し、魅力的な人でありつづける。

将来設計とかキャリアビジョンとか、それはあればいいのかもしれないけど、今を一生懸命生きる事が、気がついたら大きな自分になっている。そういう生き方をすればいいかなと思えた瞬間でもあった。
その日から、目の前を、毎日を、後悔なく生きる事に考えを変えました。

大きくなったら何になってるか、私にも分からないけど、楽しみにしててね。
どんな自分になったとしても胸を張って生きている、それが今の目標。

新しい赤ちゃんが出てきた
2012.01.17 Tuesday

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6歳半。発育がのんびりな長女の乳歯がようやく抜けました。
記念すべき一本目はお給食と一緒にゴックンしちゃったようで、今回は先生が丁寧にティッシュにくるんで持たせてくれ、無事うちに持って帰る事ができました。

その小さな歯が可愛くて可愛くて、小さい〜!と思わず声をあげてしまうほど。もう、おもちゃみたい。小さな口に並んでいた時も十分小さかったけれど、そこから抜け落ちてきた一本のなんとも頼りない事。けれどしっかりと役目を果たしてきた跡(すり減り)が噛み合わせ面に残っていて、立派な仕事ぶりに尊敬の念さえ抱いてしまう。

隙間の出来た長女の歯を見るたびに二女が「あのね、ハがとれたんだよね。そして、あたらしいアカちゃんがでてきたんだよね。」と何度も何度も確認するのです。たしかにね。新しい赤ちゃんの歯、立派な永久歯。大事にしないとね。

もともと歯のアーチが小さくて乳歯でさえもギッチリ詰まっていたので、大きな永久歯が生え揃った時にどうなるのかちょっと不安。硬いものを噛ませるといいというが、そういう事で広がっていくのかな??

乳歯ケース

先生がくるんでくれた「は」の入ったティッシュと妹が買ってくれた「乳歯ケース」。
まだまだ先だけどお揃いで二女・三女用もスタンバイしてます。大きくなった時にこの歯をみたら、ちょっと嬉しいだろうな〜。
さて、これから抜ける歯の何本をこの中にしまえるのでしょうか。

風が強く吹いている
2012.01.11 Wednesday

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今年は久しぶりに箱根駅伝を観ました。そうそう、これって観始めると止まらなくなるのよね。ちょっと目を離した隙にドラマが巻き起こるので、本当に目が離せない。
限界を超えた走りを観ていると、知らず知らず涙がポロリ。

たまたま年末に「風が強く吹いている by 三浦しをん」を読んでいたので、余計に感情移入してしまいました。ストーリーを言ってしまえば、「寄せ集めの弱小陸上部が箱根駅伝をめざす」と言う、いたってシンプルで面白みもなさそうな内容ですが、これが涙腺を刺激するんですよ。おすすめの一冊です。

映画化もされていたと今更知って、活字の良さにはかなわないだろうなぁと思いつつ、ちょっと映像化されたのも観たくなってます(私のハイジのイメージは小出君じゃなかったのだけど‥‥)

三浦しをんつながりで「まほろ駅前多田便利軒」も観たい。
これは原作読んでいないので、どっちが先か悩むところです。原作読んでからだと勝手にイメージができあがりすぎて、妙にガッカリする事が多いから、やっぱり映画が先かな。

お正月のおせち
2012.01.07 Saturday

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今年はもうおせち、やめようと思うんだけど。
実家の母からそんな言葉を聞いたのは年末。小さい頃からおせちのお手伝いをし、それなりのおせちを用意してきたけど、一人、また一人とお嫁に行き、人手が足りなくなった実家でおせちを用意するのは大変な事よね。

私も自分が大きくなったら当たり前のようにおせちを作るものだと思って育ったけど、母親になる事と同じように、何の努力もせず勝手にはできるようにならないものでした。
毎年なんだかんだと姉一家と共に実家に集まり、母のこしらえたおせちを頂くだけの楽なお正月を過ごしていたので、いつまでたっても子供のままです。

全部作るのは大変だから、コレとコレと、なんて少しばかりリクエストしたら、多少は品数も減ったようだけど結局しっかり形にしておりました。母アッパレ。これに母特製、揚げ餅と揚げ鱈のみぞれ鍋、持っていったカニと甘エビ、義兄が作った絶品ロールケーキ。
食べ続け飲み続け、THEお正月な一日を堪能し、○キロ太って帰ってきました。

来年こそは!
おせち分担制にして数品ずつ持ち寄る事にしよう、と姉と話していましたが、さて来年どうなることやら。。

新しい年の始まり
2012.01.04 Wednesday


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