PTA役員を終えて
2014.06.05 Thursday

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そうだ、PTA役員の事、全然書いてなかった!
PTAのクラス役員になり、専門部のくじ引きで部長になってしまったのが一年前
今年4月に今年度の部員さん達に引継をして任期を終えました。

通常の部員さん達と違い月に1〜2回は休まなくてはいけないし、学校との連絡や外部との交渉、段取りなども含め、結構な負荷があり、なんて貧乏くじ引いちゃったんだと思ったものです。
子ども1人に対して1回というノルマがあるとはいえ、その内容・役割に随分と偏りがあるじゃ〜ん!
と、こればかりはね、仕方ない。

一年間活動してみると、月並みですがとても良かったです。
役員をやって学校との距離が縮まったように感じたし、学校という空間がなんだか好きになりましたよ。

まず、ムスメが1年生だった時に比べ、ずいぶんと学校の生活を知る事ができました。
働いていると、ついつい平日行事のお便りが来ても瞬時に「ムリ」と判断して「欠席に○」なんてしていたけど、そういう行事にも役員は強制参加ですから。覚悟を決めて、毎月毎月休みの申請をしました。

全ての行事に注目してみると、こんなにも親の参加する行事があったのかと驚いた。
いかに無関心に過ごしていたのかと反省もしたりして。
主催側に回ってみれば、子ども達の事を考え企画し、親としても成長できる部分が多いにあるもので、これはやって良かったと徐々に思い始める。「やらされている」というより楽しんでやっているお母さんも多く、良いメンバーに恵まれたというのもあるかも。

行事以外でも学校へ足を運ぶ機会が多いので、親が来てる事を嬉し恥ずかし喜んでくれるムスメの笑顔や、そのお友達の顔も覚えたり、子どもの世界を共有できているような喜びが私の中にも産まれてくるのです。
あー、私が大人だけの世界で働いている時間、ムスメも子どもだけの世界で怒ったり泣いたり笑ったりしているんだと。当たり前なんだけど、想像しているのとその空気に混じる事は全然違うんだなぁ。

姉妹で心の底からぶつかりあう家の中とは違う顔で、ちょっと気を使ったり気取ったり、そういう微妙な外向きのムスメを見るのもまた面白かったものです。

部の活動を通してみると、普段接する事のない種類の方々と交流ができて、これまた貴重な経験になりました。
どうしても同じ生活スタイルの母親同士交流してしまうものだけど、集まった部員さんはバラエティ豊か。言葉の端々から当人のポリシーやライフスタイルが見え隠れして、全く違う考え方に影響を受けたり問いかけになったり。とにかく自分の想像力(引き出し?)がグッと広がった気がします。
打ち上げ飲みも楽しかったなぁ〜。

嫌々やるよりも積極的に参加すると楽しくなってくるらしい。
だから働いているならなおさら、無理矢理にでも時間を作ってやるのもいいと思う。

ま、その分犠牲(?)にしているものもありますから、それは前後の期間でフォローしていかないとね。(私の場合仕事もそうだけど、チビ2人の保育園行事、今年はそっちにも顔を出したい。。)

タグ:PTA役員

次の電柱まで走る
2014.04.12 Saturday

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長女が「お母さんはどんな仕事をしているの?」と聞いてきた。誰々ちゃんのお母さんは看護婦さんなんだって、と話していた事があったので、友達同士でそういう話をしたりしているのかもしれない。

夫の職場には何度も通っているし、どんな事をしているのか早いうちから理解していたが、私の仕事は漠然として分かりづらかったかな。
小学3年生、もう少し踏み込んで、具体的にどんなものを作っているのかとか、そういうのを教えてもいいのかなと思い、「こういうことを考えて、こういう行程を踏んで、こういうものを作ったりしているんだよ。お客さんはどういう人達で、作ったものを使ってこういう事ができるんだよ。」と実物をみせながら簡単に説明した。

子ども達はわからないながらに「かわいい〜」「すごーい」と目を輝かせ、楽しそうだねと言い、うん、楽しいのだよと答える。そう、仕事は楽しいのだ。大人は楽しいのだ。苦しい時も少なくないけど、それを話すのはもう少し後でもいい。

時々、この仕事が一段落したらやめようかなーと思う波がやってきたりする(今じゃないけどね)。学校行事に参加して、子ども達の楽しい様子をみて、もっとその世界に触れたいと思ったり、日々の小さな変化を見逃しているんだろうなともったいなく思ったり。そうでなくても仕事がうまくいかなくて、自信をなくしたり落ち込んだりした時も、逃げみたいに。

だから唐突に「お母さん仕事やめようかなー」と口をついて出てしまう時がある。
ところが「え〜〜〜!やめない方がいいよー。」と家族全員から反対される。
「だってさ〜、そしたら毎日お家にいるんだよ〜、よくない?」と、賛同を得られそうな事を言ってみるのだけど、「ん〜、おかあさんは働いていた方がいいと思うよ。私も早くお仕事したいなー。」と、大人としてその気持ちを摘んではいけないような発言をされるので、そうかそうか、じゃあ頑張るよ、と消化する。

自分でも分かってるんだけどね、たぶん働いている方がいいのだろうと。
働くのが好きだと思われているし、実際この仕事好きだし、結局やめられないのだろうと。

あるマラソンランナーが「辛いとき、次の電柱まで走ったらやめよう、次の電柱まで来たら、またその次の電柱まで走ったらやめよう、と思いながら走っている」というような事を言ったのを思い出す。
この言葉が、昔よりもずっと好き。私も、次の電柱まで。

働きながらのPTA
2013.09.25 Wednesday

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ひっさしぶりにログインしました。ブログ。
皆様お元気ですか?
先日は書きかけで公開してしまう大失態。
一旦クローズしていた記事を公開します。

子どもが小学校に上がると、それまでとはまた違ったトラブルや事例が発生し、そのたびにすこ〜し頭を悩ませたりする日々です。乳幼児期の肉体的な大変さは乗り切ったけど、新たなステージの幕開けに、自分の信念も揺らぎ、迷ってばかりいます。
それはまた次回にでも。。

さて、4月からスタートしたPTA役員では、専門部のくじ引きで部長を引き当てるという予想外の展開になりました。

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タグ:PTA役員

働く母親は仕事も母も半人前
2013.01.28 Monday

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長女がインフルエンザ、そしてもれなく私にもうつり、一日遅れでダウン。
先月から二女の風邪・入院と休み続きで凹みます。

お客さんにも電話でインフルエンザで外出できませんと謝ると、どこにいてもパソコンあれば仕事できるんだから平気平気、なんて。ありがたきお言葉をいただき、稼働中の業務が滞る事もなく済みました。こういう時、家に仕事環境があるというのは助かります。

一時期、子どもがいる事をお客さんに隠しながら仕事をしていて、子どもがいると言ったら全力で仕事できないと思われるんじゃないかとか、期待を裏切るんじゃないかとか、気持ち的には24時間働けます!なんて、古いCMみたいな意気込みだけあったり。

でも、そんなの無理なんだよね。
時間がくればお迎えにはいかなくちゃいけないし、子どもが熱を出せば呼び出される。どうにもならない事が日々ふってくる。結局は誰かにしわ寄せが行き、苦い思いをしているんだという事に気付く。(仕事を100%こなせば子どもがどこか無理していたり)

チームであれば関わる人々に迷惑をかけていると理解すること、それをフォローしてくれる誰かがいる事に感謝する。そんな些細な事が、頭で分かっているハズでも、昔はどこか欠落していたんじゃないかななんて思う時もある。そんな気持ちって相手にも伝わるもの。

どんなに仕事で頑張っても、周りに感謝する気持ちを忘れていると、波風立つものです。
たとえ誰よりも頑張った30日があっても、たった1日の急な早退・欠勤がそれをかき消す事もあるのです。その日を快く受け入れてもらうために、日々感謝を忘れてはいけない。

結果ばかりを見ていた当時の自分に会えるなら、それを伝えたい。
(まあ、たいがい、突っ走っている時というのは何も耳に入らないんですけどね、、)

自分は100%で頑張っていても、周りからしたらやっぱり半人前で手がかかる人。
その上、急な早退で後ろ指さされながら会社を後にしても、母親という評価で見れば完全な失格。もっと子ども優先に考えてくださいと、病院の先生や保育園の先生からは遠回しに言われ落ち込む。どこを切り取っても劣等生なのです。
もうこうなったら劣等生を受け入れ、劣等生ながらも1点でも加点できるよう努力するしかない。

独身でバリバリ働ける人に比べたら、子どもの風邪だ保育園行事だと休まざるを得ない状況なんだから、半人前。投げ出した仕事をレシーブする人の身になれば、感謝以外生まれてきません。後ろ指さされて当然、それでも今の自分が出来る事を精一杯頑張るしかない。
昨日出来なかった事が、今日にはできるように。少しでもパフォーマンスを上げて。

覚悟を決めて腐らず続ければ、いつかまた浮上できるから。


働くこと
2013.01.13 Sunday

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久しぶりにこのカテゴリにエントリー。
サイトに偉そうな副題をつけておきながら『シゴト』に関するエントリーがほとんどないのは、ある時期を境に色々考えて書けなくなってしまったから。

誰が見てるか分からない、隣の席のあの人が見ていたらと思うと、言葉を選び、本心を隠し、当たり障りない内容になり、そして書く手が止まってしまった。昔はほんとに赤裸々な気持ちを書いたり言いたい事言ってたけど、そういうことが年を重ねると難しくなってくるのかもしれない。

当時はそんな複雑な人間関係の中にいたけれど、今はそんなしがらみもないような働き方をしているので、もう少し肩の力を抜いて働く日常の思いを残して行こうかなと思うようになりました。
母親8年目、妊娠中から入れると働く母親9年目の話。

最初から強い決意があって今『ココ』に立っているわけじゃない。働く母親の立派な見本ではない。だから偉そうな事は言えないけれど、この9年で大きく変わった心境の変化を見て、未来を不安に思う誰かの背中を少しでも押せたらいいなと思う。

子育てしながら仕事を続ける事はラクじゃない、けれど不可能ではない。
ちょっと意識を変えれば出来ることもあるかもしれない。

そんなヒントになりますように。

大きくなったら何になる?
2012.01.23 Monday

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ずいぶん前のこと。
ムスメに「おかあさんは大きくなったら何になるの?」と聞かれた事があって、何も考えず「おばあちゃんになるんだよ」と答えたら「そうじゃなくて〜」とガッカリされました。だけど、ムスメより先に、そんな事言った自分にガッカリしちゃったのです。

考えてみたら「でんでん虫になる(by二女)」なんていう空想的な夢じゃなくても、ついこないだまでは「○年後にはこうしている!」っていうキャリアプランみたいなものがあったハズなのに、自分の限界や現実のようなものを受け入れ、軌道修正するたびに、少しずつ、少しずつ、何かがしぼんでしまったように思う。

何度も修正されるそれは、遠い未来を夢見るよりも、もっと目の前の現実を笑顔で過ごすために必要な事でもあったけど、何かに向かって進んで行くにはしんど過ぎて考えなくなってしまっただけなのかもしれない。

こうでありたい自分像と、完璧を求められる母親像。

ものすごく行き詰まっていた時、ある尊敬する方に彼の転機でもあった『会社を辞めた時』キャリアビジョンがあったのか?というような事を聞いたら大笑いされ、「ただその場から逃げ出したかっただけ。その後の事なんて全然考えていなかった。」とあっけらかんと言われました。
それを聞いて、妙に安心し、力が抜けた気がする。
そんな彼は、独立し、仕事人としても成功し、魅力的な人でありつづける。

将来設計とかキャリアビジョンとか、それはあればいいのかもしれないけど、今を一生懸命生きる事が、気がついたら大きな自分になっている。そういう生き方をすればいいかなと思えた瞬間でもあった。
その日から、目の前を、毎日を、後悔なく生きる事に考えを変えました。

大きくなったら何になってるか、私にも分からないけど、楽しみにしててね。
どんな自分になったとしても胸を張って生きている、それが今の目標。

はじまりの一歩
2011.04.05 Tuesday

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三女の慣らし保育が始まって、来週からは私も通勤が始まる。

去年あたりからそんな予兆もあったけど、今年に入ってから周りがすごい勢いで動き始めた。そして、それは震災を機に、また別の方向からも動き出して、その流れに乗るのかどうか試されているよう。確か前にもそんな事があったなぁ。あれは、、8年前?
その時と同じような状況で、同じような事を試されていて、不思議な感覚。あの時は決めきれなかった事。

昨年一年は家の中を整備しようと家事育児に力を入れてきて、今年からはやや仕事に重きを置きたいと考えていた。もともとうまく立ち回れるほど器用じゃないから、何かを一生懸命やればやるほど、その方向にどっぷり浸かってしまう。

当たり前の事なのかもしれないけど、やればやるほど課題は出てきてやる事は増えていく。自分が動き出せば周りも動き出し、もっとを求めれば果てしなくやる事はあり、そんなサイクルになってくる。家庭とのバランスを取りたいと思う気持ちと、もっとしっかり働きたいという欲望が揺れ動く。

とにかく今は走りながら考えよう。立ち止まっている余裕はないみたい。

三度目の職場復帰と9ヶ月検診
2011.03.04 Friday

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保育園の空き待ちで半年猶予した職場復帰も、入園承諾通知をいただき無事春からの復帰となりました。
第一希望は隣駅の人気園(上の二人の園は0歳児がないので必然的に別園です)。今回ばかりは落ちると覚悟を決めていただけに、入園承諾の文字を見た時は飛び上がりました。

近所にはマンションがどんどん建つし、5年前の長女の時とは比べものにならないくらいの倍率。もはやフルタイム&育休復帰くらいのポイントでは入れないという事態。ママがフルタイムで働くのも当たり前の時代になってきたのかなぁ。個人的にはママは働かないという選択肢が少なくなりつつあるのには疑問ですけど(働きたい人が不自由なく働ければ良いと思うから)。

来年には上の子と同じ園に転園希望を出すので、あと一回はこの合否発表にドキドキしなければならないのね。園を増やしてと言ってもそう簡単にはいかないし、毎度の事ながら難しい。

以下、三女の9ヶ月検診のキロク

アナログの良さ
2010.07.12 Monday

先日、懐かしい方から電話をもらった。
数年前、フリーで働いていた頃にお世話になった方で、当時から色々と教えてもらった、仕事でもプライベートでも尊敬する先輩。今回も仕事を紹介してもらいました(そんな訳で先週はちょっと忙しかったのです)。打ち合わせの日時や詳細な内容を何度も連絡し合ったけど、その手段はほとんどが電話。

普段、職業柄か仕事ではメールでの連絡が多いもの。記録に残るよう文章にしたり複数の人が内容を把握するためだったり、相手をつかまえる手間がなく楽だからという理由があるのだろうけど、何となく事務的よね。そういう生活に慣れていたから、久しぶりの感覚に新鮮味を感じました。

電話で名乗った後の第一声「今お時間ありますか?」と必ず相手の都合を聞く決まり文句、出先からの電話で後ろから聞こえる騒音、一言一句聞き漏らさないよう注意して慌ててペンとメモを用意する。長い電話を終えた後、紙に残された数々の走り書きを見ながら再び頭を整理する。そういう緊張感って脳を刺激して心地よい。何年たっても変わらないそのスタイルが嬉しくて懐かしかったなぁ。

同じ内容を伝えるにしても、相手の声色やテンションで事態の善し悪しを感じたり、一緒に気持ちを共有したり、そういうのはメールだとなかなか難しかったりする。特にビジネスの場では。気心しれた友人なら、メールの文面からも気持ちを汲み取ったりできるんだけどね。

妊娠9ヶ月
2010.03.24 Wednesday

マタニティ9ヶ月に突入、すこぶる体調が悪いです。
ちょっと出歩くとすぐにお腹も張るし、胃のムカムカや吐き気も増え、加えて元気すぎる胎児がお腹の中でグルグル動いてくれるもんで寝ても覚めても気持ち悪い。産休目前なのに、この時期が意外とシンドイ。

最近は夫が月一程度しか休みがなく、ゆっくりできるはずの土日でも1歳の次女の世話に手を焼いてます。ちょっと目を離すとどこかから見つけてきたボールペンで足にお絵描きしてたり、クレヨンでテーブルに落書きしてたり着ていた服を全部脱いでいたり‥‥。

こういう時に嬉しいのが保育園友達からのお誘い。身重の妊婦とその子2人を誘ってくれるなんて。一人で子二人を連れて出歩くのも億劫になってしまうこの時期に、本当に助かります。先日は子ども達も初めて行った広い公園でケンカしたり追いかけっこしたり、思い思いに遊んでおりました。

私自身は子育てに熱心とはとても言えないけれど、そんな私に育てられた子ども達は人に恵まれていて、私では満たされない部分を周りのたくさんの人達に与えてもらっているなぁと思います。子煩悩な夫や遊び上手な祖父に叔母、保育園のお友達家族や私の友人達‥‥。

一人でする子育てには限界があるけど、皆に助けられてすくすく育って、ある意味幸せな子達です。たくさんの個性に触れ、刺激を受け、その中で自分らしさを見つけていって欲しいな。
タグ:マタニティ

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